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看護師の転職って何回まで認められるのかな

看護師の転職って何回まで認められるのかな

一般求人倍率が0.9倍程度なのに対して、看護師の求人倍率は2.7倍と言われています。

離職しても再就職しやすい職種であることは明らかです。
だから、転職は何回でも構わないのかと思うと、案外そうでもありまえせん。

やはり、あまり転職回数が多いと、腰が落ち着かない人とみなされて、採用してもすぐ辞めてしまうのではないかと思われます。

実際はどくらいまでが許容範囲でしょうか。

結論だけを先に示すと次のようになります。

★転職回数許容範囲の目安★
  • 20代なら3回まで
  • 30代なら4回まで
  • 40代なら5回まで 

もちろん規則や法律はありませんから、回数が規制されるようなことはありません。
しかし統計結果から一般的に許容される範囲が見えてきます。

看護師の実際の転職回数は

統計によると、看護師の実際の平均転職回数は次のようになっています。

  • 20代でほぼ2回
  • 30代はほぼ3回
  • 40代はほぼ4回

下の図は、ある統計による年代ごとの看護師の転職回数調査結果です。
見てすぐ分かるように、年令が高く経歴が長い看護師ほど、転職回数が多くなっています。

40代で転職ゼロは10人に一人

驚いたことに、40代の看護師では、転職回数ゼロの人は10人に一人しかいないのです。
逆に4回以上転職してい人の割合が32%とほぼ3分の1に及んでいます。

通常の事務職などでは考えられない転職回数ですが、看護師の世界ではキャリアを積んで別の職場に移ることは、極めて一般的な行為と言えそうです。

むしろ、転職ゼロのほうが、何か特別な事情があるのではないかとさえ思えてしまいます。

30代では転職回数が均等

30代の看護師では、

  • 転職回数ゼロ=23%
  • 転職回数1回=21%
  • 転職回数2回=24%
  • 転職回数3回=14%
  • 転職回数4回以上=17%

多少の凹凸はありますが、ほぼ20%前後に集中しています。

30代の看護師は、キャリアアップとともに新しい職場を求めて積極的に活動している様子が伺えるデータです。

20代では半分がまだ転職経験無し

20代では、ほぼ半数の看護師が転職経験なしです。
残りの半分が、転職回数が1回か2回に分かれています。

おそらく、20代前半は基本的な修行中でありまだ転職する時期ではなく、後半になると転職比率が大きく動き始めるのだろうと思います。

このような状況から判断すると、20歳代後半になれば、転職を経験するのが当たり前という状況です。

看護師の転職について

看護師という特殊な技能を有する職業集団においては、ある程度経験を積んだら、さらなるキャリアアップのために別の職場に移ることは当然の行為であり、むしろタイミングを見計らって積極的に行動すべき事項なのです。

何回までの転職回数が妥当であるかは、個人個人の状況や環境によって異なるので、一概には言えませんが平均値レベルであれば、問題にされることはないでしょう。

実際に、採用担当経験者の話などを総合すると平均値プラス1程度であれば、転職回数を問題視することはなさそうです。

実際には、8回とか10回とか極端でなければ、転職回数が判断材料になることはありません。

転職回数よりも理由が重要

変に隠し立てしようとして、嘘を書くと『経歴詐称』にあたり、発覚した時に解雇される可能性がありますから、正直ベースは絶対に崩してはいけません。

転職回数よりも、むしろ、その時々の退職理由のほうが、大きなウエイトを持ちます。
退職理由がきちんと説明できるように、情報を整理しておきましょう。

前向きな理由がきちんと説明できれば、転職回数が経験値アップの材料と認識されて、高評価になることさえありますから。

絶対に言ってはいけないのは、退職理由として人間関係をあげることです。
実際に退職や転職の理由として最も多いのが人間関係なのです。

婦長さんが意地悪だったとか、同僚からいじめられたとか、意見が合わなかったとか、こんなことはどこの病院でも、どこの施設でも多かれ少なかれ、必ず発生する問題です。

このような人間関係の悪化を退職理由にすると、(この人はうちに来ても問題を起こしそうだ・・・)と思われますから、理由にあげてはいけません。

まとめ

看護師は経験とともに転職を重ねてキャリアアップしていく職業なので、転職回数自体をそれほど重く捉える必要はありません。

むしろ、年齢相応に転職をしている人のほうが、順当にキャリアアップをしてきた人だとの見方もできるので、一つの勲章と考えることも出来ます。

だたし、10回も20回もとなると、さすがに人格に問題があるのではないかと疑われますから、適正な範囲というものはあります。

目安を挙げれば

  • 20代なら3回まで
  • 30代なら4回まで
  • 40代なら5回まで

こんなところです。

しかし、あんまりこの回数にこだわる必要はありません。

回数よりも、その時々の退職理由がしっかり説明できるように理論武装をしておくと良いでしょう。

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