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病院に直接電話して看護師の再就職ができるか
結婚や出産などの事情によって看護師を辞めて、何年かすぎてから家庭内の状況が収まったので、もう一度看護師として働きたいと思ったときに、どのような方法や手段で仕事を探したら良いでしょうか。
簡単に思いつくのが、近所の病院に電話をかけて求人をしていたら採用してもらう方法ですが、病院に電話をかけて再就職など出来るものでしょうか。
ちょっと考えてみましょう。
病院はどこも看護師不足
現代は看護師不足ですから、どこの病院も人材確保は大変急務になっています。
自分で病院に行って、ここ看護師さん少ないな?
また、看護師さんの年齢層が高いな。
と感じることがあります。
看護師としていかにもベテランで結構な年齢の方が働いていることもよく見かけるようになりました。
そんな現場であれば、すぐにでも採用されそうな気がしますが、実際はどうでしょうか。
どんな診療科が混んでいるか?
病院が混んでいると言っても実は診療科によってだいぶばらつきがあるのです。
混んでいる診療科は待ち時間が2時間3時間は当たり前ですが、空いてる科ではガラガラだったりします。
耳鼻科
最近の病院は耳鼻科・整形外科などは若い先生の開業が多いです。
春先の花粉症の時期は耳鼻科の待合室は老若男女でいっぱいです。
花粉症の季節は異常に混みますが、現代日本ではアレルギー患者が多いので、季節に関わらず、皮膚科と同様に、あまりにも辛くて通院なさる方が多いのです。
整形外科
また整形外科も小学生からお年寄りまで患者さんがあふれています。
最近の整形外科の特徴は、リハビリ科・リュウマチ科など病院の診療科目に加えておくと患者さんが増えると噂されています。
特に整形外科はお年寄りの通院が増えていますね。
待合室に入ると高齢者でいっぱいになっている所が多いです。
寝たきりにならないようにと、内科の先生がが整形外科の受診を勧めていることが患者が増えている理由の一つです。
心療内科
また心療内科も増えています。
心の病(やまい)を抱えている人が、予想以上に多いのです。
心の病院なので少し遠慮しがちですが、需要が多いことは現実です。
また、診療内科は、患者の心の中の話を聞かなければならないので、一般に診察時間が長くなる傾向にあります。
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介護施設
介護施設を併用して経営している病院は看護師の需要も多く、パートでも看護師さんの募集があります。
新規開業
新しく開業する病院などは内覧会を行っていて、内覧会にいく看護師も結構いるのです。
募集案内を探す
これらの病院ならば、よく探してみると、看護師募集をしているケースがあります。
募集メディアとしては、
- 院内に掲示
- 新聞の折込チラシ
- 新聞広告
- フリーペーパー(駅などで配布する)
などが一般的です。
直接電話OKのケース
募集案内をみつけたら、直接電話しても構いません。
ただ電話する際には診療中は避けてお昼休みなどに掛けることのがマナーでしょう。
最近の病院ではネット予約も多いのですが、お年寄りの患者さんの多い病院などは電話で一日の予約を取るところもあるので、電話する時間には十分な配慮をお願いします。
うまく話が進めば、訪問して面接を受けることになるでしょう。
でも、もっといい方法があります。
下に記載した看護師専門の転職紹介サイトの活用です。
直接電話NGのケース
しかし、募集案内が出ていないのにも関わらず、いきなり電話をかけて
「おたくでは、看護師を募集していませんか」
などと押し売りのような行為は、褒められたものではありません。
生活と職場は切り離す
再就職となると普段よく見かける病院や自分や家族が通院していた病院を外す傾向があります。
環境や性格にもよりますが、今まで患者として通院していて今度は看護師として働くことは、あまり好まれていないようです。
職住分離が好ましいとも言われますので、通勤可能な範囲で、少し離れている方が精神上も良いかもしれません。
最も頼りになるのは、看護師転職紹介サイト
今の時代はネット情報が充実しています。
だから、自分に合った病院を探すには、自分の足で探すよりもその道のプロの力を借りることが一番です。
紹介料などは取られませんから、安心して登録してみることです。
おすすめは、まず紹介サイトに登録して、希望の病院の名を告げることです。
紹介サイト経由で、もしもその病院が不発だったとしても、幅広い情報で、きっとあなたを満足させる職場を紹介してくれるはずです。
医療行為を行うことは。医師と看護師だけに与えられた独占業務なので、需要も多くなる一方です。
苦労して獲得した資格であり限られた社会的な資産ですから、埋もらせたたままにしておくのは、大きな社会的損失です。
また、あなたにとっては強力な武器であるはずですから、くすぶったまま放置しておかないでその武器にさらなる磨きをかけて、ぜひとも有効に活用してあなたの人生を豊かに過ごしましょう。